げんきっこの病後児保育のご案内

こんにちは!げんきっこ看護師児玉です!

 

いよいよ新年度始まりましたね。

進級・進学した子、春から新しく幼稚園や保育園に通い始めた子など、それぞれ新たな1年になっているのかなと思います。

 

さて、さくらっこ保育園は開園からもうすぐ2年になります。

病後児保育室も新規の方やリピーターの方にたくさん出会うことが出来ました。

 

おかげさまで、前年度は65人の方にご利用いただきました。

ありがとうございました。

 

まだ使ったことのないの方にも、もっともっと病後児保育のことについて知っていただきたいので、今回改めてげんきっこの紹介をさせていただきます!

 

 

◆どんな時に使えるの?

病後児保育は病気の「回復期」に使えます。受け入れ基準はこちらです↓

簡単に言うと、病気が治ってきて、症状が落ち着いてきている状態です。

37.5℃以上の発熱や、下痢・嘔吐がひどい時、インフルエンザは登園基準(発症後5日、解熱後2日、乳幼児は解熱後3日)を満たさないと使えません。

感染症に関しては、厚労省の登園基準を満たしていないと利用できないので、通常保育と変わらないのでは?と聞かれることもあります。

 

実際に病後児保育を使う例としては、

例えば…

  • 風邪をひいていて、熱は下がって良くなってきたけれど咳・鼻水がひどい
  • RSウイルスの感染後で、咳が長引いている
  • 胃腸炎の後で、下痢・嘔吐は落ち着いてきたけれど体力が落ちていて通常保育に行くのは不安
  • 突発性発疹の後で、熱は下がっているけれど機嫌が悪い

というような時にご利用いただいています。

通常保育では、集団生活になります。

外遊びの時間、ご飯の時間、昼寝の時間…など決まっています。

保育士さんもなるべく個別の対応はしてくれると思いますが、病み上がりだからと1人だけ違うスケジュールで過ごすのは正直難しいと思います。

 

病後児保育の定員は3人で、ほとんどマンツーマンでの対応になりますので、その子の体調に合わせて無理のないような遊びを提案したり、眠い時に寝て、食欲が出てきたときに食べるということが可能です。

 

体調が回復してきた時こそ、無理をしないことがしっかり回復することに繋がります。

そこで無理すると、病気が長引いてしまう原因になります。

 

でも、子どもの看病で仕事を休むのも大変です。

私自身も育児をしていて、

「大分よくなったけど、もうちょっとゆっくりした方がいいかな?でも仕事にも行きたいし…。」

と思うことがたくさんありました。

 

子どものためには休んだ方がいいと思っても、長期間仕事に行けないのも辛いものです。

保護者の方の代わりに、治りかけの「もうちょっと」「あと1日」をその子のペースで過ごしてもらえるのが、病後児保育室「げんきっこ」の良いところだと思っています。

 

 

◆利用方法は?

こちらのページにも詳しく説明していますが、

基本的には「事前に利用登録」

げんきっこに電話して「空き状況を確認」

「病院受診」して医師の診断を受けて書類を書いてもらう

診察結果なども踏まえて、再度げんきっこに電話し「予約確定」

という流れになります。

 

電話での予約や病院受診など、手続きが多くてお手数おかけしますが、個別に丁寧に対応していきますのでご協力お願いします。

利用時間は8:00~17:00です。

遅くても17:00前までのお迎えをお願いしています。

8:00~17:00で利用してくれる方もいますし、病院受診後10:00くらいからという方や、8:00~15:00、9:00~14:00など、保護者の方のご都合に合わせて利用時間は様々です。

 

空き状況と担当職員の状況によりますが、当日の予約でも対応可能なこともあります。

定員は3人ですが、昨年度定員がいっぱいになったのは2回ほどで、定員オーバーで対応できないということはほとんどありませんでした。

 

病気の状況や、担当職員が不在の時などどうしても対応ができないこともありますが、なるべく受け入れ出来るように準備しています。

病後児保育を使ってみようかな…。使えるかな?と悩んだ時はお気軽にお電話でお問い合わせください。

「こういう時にも使えますか?」など質問だけでもお電話いただいて大丈夫です!!

 

 

◆病後児保育を利用できない場合

せっかく「げんきっこ」を使おうと思ってくださった方は、なるべく受け入れさせていただきたいと思っています。

しかし、受け入れできない場合や、キャンセルになる場合もあります。

例としては…

  • 担当者(専任保育士と専任看護師1名ずつ)が不在の場合
  • また熱が上がってきてしまったなど、回復期に至らない場合
  • 病院受診して医師から書類を書いてもらうのが難しい場合
  • 体調が回復して、普段通りの保育園に行けるようになった場合

などがあります。

 

また、医師からの病後児保育を使ってもいい、とサインしてもらう書類は必ず必要になるので、「受診できないけどいいですか?」というのは難しいです。

7日以内に書いてもらった書類を持ってきていただくようにお願いしています。

 

 

そして、念のため病後児保育を予約していたけど、思った以上に元気で普段通り保育園に行けるのでキャンセル…ということもあります。

私たちは、それはそれでよかったな、と思っています。子どもが元気になってくれればそれが一番です。

 

 

◆利用した人の声

正直、使うまでは「なんだか手続きがめんどくさい」「どんな時に使えるのかわかりにくい」という印象を持たれる方が多いと思います。

一回使ってみると安心できて、使うハードルが下がるようで、繰り返し使っていただけています。

 

保護者の方からは、

「楽しく遊んでいたようでよかったです。」

「安心して仕事ができました。」

…と言っていただけたり、

 

お話が上手な年長の子からは

「また来てもいい?」「幼稚園よりこっちの方が楽しい!」

なんて嬉しい言葉をもらうこともありました。

 

そんな風に安心して利用していただけるように、私たちも誠心誠意頑張っていきたいと思っています。

 

 

◆看護師はどんな人?

看護師は2人常勤で働いています!

2人とも1歳、2歳の子どもの子育て中の母です。

働きながら子育てする大変さ、看病する大変さなど、私たち自身もすごく感じているところです。

 

そのため、少しでも、保護者の方の役に立ちたい!子どものために出来ることをしたい!

という思いがいっぱいです。

 

製作するのも大好きで、病後児保育室でも手作りおもちゃを作ったり、季節の飾りつけをしたりしています。

元気いっぱい明るい看護師がみなさんと会えるのを楽しみに待ってます!

 

 

病後児保育のこと、少しは身近に感じていただけたでしょうか?

私たちは、保護者の方の味方です。

困ったことがあれば、いつでも気軽にお電話お待ちしています!

ホームページも定期的に更新していく予定なので、またチェックしてみてくださいね!

今年もげんきっこをよろしくお願いします!!