げんきっこコラム「子どもの誤飲・誤嚥」
こんにちは。看護師の滝口です。
今回は、「子どもの誤飲・誤嚥(ごえん)」についてお話しさせていただきます。
最近は気温が高い日もあり、心も身体も活動的になる時期になりましたね。
子どもたちは、気になる物を見つけると「これなんだろう?」
と近寄って触ったり、なめたりしながら確かめようとします。
以前、「子どもに起こりやすい事故の予防」
の内容に、0歳~2歳までは誤嚥・誤飲が原因の死亡事故が3位以内に
入っていることをお話しさせていただきました。
子どもがものを掴んだり、
ハイハイや伝い歩きなどするようになると、
手に触れたものを何でも口に入れるようになり、
誤飲事故が事故が起こりやすくなります。
また、万が一誤飲してしまったときに
吐かせた方がいい物、吐かせない方がいい物、
飲み物を飲ませていい物、だめな物などがあります。
誤飲・誤嚥してしまった時の対応のポイントをまとめてみました。
万が一の時に備えて、参考にしてみてください。
一人でいるときに誤飲・誤嚥事故に遭遇すると、
焦ってしまうと思います。
何をすればいいかわからなくなった時や、
的確な指示が欲しいときは、
119番、医療機関あるいは日本中毒センターに連絡し、
指示を受けましょう。
山形県は
つくば中毒110番:029-852-9999
毎日9~21時、年中無休で対応してくれます。
何かあったとき調べるのでは遅いため、
是非、電話番号を登録しておきましょう!
私も登録しています。
参考資料
赤十字幼児安全法講習教本
窒息・誤飲 子ども事故防止サイト 青森県消費生活センター