健康な身体づくりの話
こんにちは、げんきっこ看護師 滝口・児玉です。
朝晩の冷え込みがきつくなってきましたね。冬支度も進んでいる頃でしょうか。
季節の変わり目、体調はいかがですか?
秋冬は風邪だけでなく、ノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスなどのウイルス性胃腸炎も流行りやすい季節になってきました。
10月に地域交流室さくらっこでは看護師が「健康な身体づくりの話」をさせていただきました。
その時の資料で、特に判断に迷いやすい、受診の目安や、いざ下痢や嘔吐をしてしまった時の対処の方法についてのせているので、参考にしてみてくださいね。
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下痢嘔吐の処理では次亜塩素酸ナトリウムが使われますが、家での感染対策には「ハイター」が1本あると役に立ちます。
「キッチンハイター」だと界面活性剤が入っていて、薄めて拭き取りに使うには泡立ってしまうので、「衣料用のハイター」を用意しておくことをオススメします。
キッチン泡ハイターでの拭き取りでも大丈夫のようです。
これからの季節のお家でのケアに活かしていただければと幸いです。
ちなみに…
すべての菌やウイルスにアルコールが効くわけではないことを知っていましたか?
コロナ禍になってからアルコールによる手指消毒が大分定着してきていますが、残念ながらそれだけで万全ではないんです。
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス、RSウイルスにはアルコール消毒が有効です。
しかし、ノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスなどはアルコール消毒では効果がないので、次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)での消毒か熱湯消毒が必要になります。
日常的に次亜塩素酸ナトリウムで消毒することは現実的ではないかもしれませんが…
流水による15秒の手洗いでウイルス100分の1に、石鹸で10秒もみ洗いし流水ですすぐとウイルスが1万分の1に減らせます。
消毒も大切ですが、基本の手洗いがとても大事!!ということですね。
しっかり寝て食べて、手洗いをして、元気に寒さを乗り越えられるよう頑張りましょう!
病後児保育室げんきっこは、胃腸炎の症状が落ち着いて食事が摂れるようになったタイミングや、インフルエンザでは発症から5日、解熱後3日経っていれば利用可能になります。
必要な時はいつでもご連絡くださいね。